shoryu51のウルトラマンレビュー

『ウルトラQ』から始まるウルトラシリーズのレビューを書いていくブログです。

「ミロガンダの秘密 -グリーンモンス登場-」 『ウルトラマン』制作第2話

「ミロガンダの秘密 -グリーンモンス登場-」
ウルトラマン』制作第2話
1966年8月14日放送(第5話)
脚本 藤川桂介
監督 飯島敏宏
特技監督 的場徹

 

怪奇植物 グリーンモンス
身長 2~40m
体重 10~2万t
オイリス島に咲くミロガンダの花が調査団によって日本に持ち帰られ、山田博士の品種改良実験で放射能を当てられた事で世代が戻って幼年期の食虫植物に還った。オイリス川の水にだけ含まれる珪素を吸収して生きてきたので、その水を飲んだオイリス島の調査団を襲った。毒の液を噴射して苦しめてから獲物を捕らえる。科特隊のスーパーガンを受けて一度は倒されるが、そのエネルギーを吸収して逆に巨大化した。
最後はウルトラマンスペシウム光線で炎上し灰となった。
名前の由来は「グリーン・モンスター」を略してと思われる。劇中では「緑の怪物」と呼ばれた。

 

ウルトラマンを支える太陽エネルギーは地球上では急激に消耗する。太陽エネルギーが残り少なくなるとカラータイマーが点滅を始める。そしてもしカラータイマーが消えてしまったら、ウルトラマンは二度と再び立ち上がる力を失ってしまうのである。ウルトラマン頑張れ! 残された時間はもうわずかなのだ!」

 

怪奇事件が起き、その管轄が警察から科特隊へと移り、科特隊の調査によって謎が明かされていくと言う制作初期ならではの丁寧な展開となっている話。
ジェットビートルや岩本博士が初登場し、ウルトラマンのカラータイマーの点滅とそれに関する説明も今回の話で初めて行われた。
一方でスーパーガンの光線が直線になっている等、制作初期故の試行錯誤も見る事が出来る。

 

今回の話に限らないが『ウルトラQ』と『ウルトラマン』では怪獣が本格的に登場するまでかなり時間がかかっている。当時はまだ「怪獣」の概念が確立していなかったので、「怪獣」と言う荒唐無稽な存在を出現させる為に様々な情報や状況を提示しておかなければいけなかったのであろう。これが『帰ってきたウルトラマン』以降になると「怪獣」の概念が確立しているので、怪獣が出現するまでの説明を省けるようになっている。

 

ウルトラQ』と違って『ウルトラマン』はカラー作品になっているが、今回の話では回想シーンを白黒にしてミロガンダの花だけを色鮮やかなカラーにすると言う演出が取られている。

 

時計台を挟んでのウルトラマングリーンモンスの静かな睨み合いがカッコイイ。

 

ハヤタ隊員はアラシ隊員を救出した後にウルトラマンに変身し、その後、ムラマツキャップとイデ隊員が倒れているアラシ隊員を回収している。これではハヤタ隊員は途中でどこに行ったのかとイデ隊員が疑問を抱くのも無理は無い。

 

今回の話から脚本に藤川桂介さんが参加している。

 

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