shoryu51のウルトラマンレビュー

『ウルトラQ』から始まるウルトラシリーズのレビューを書いていくブログです。

「科特隊出撃せよ -ネロンガ登場-」 『ウルトラマン』制作第3話

「科特隊出撃せよ -ネロンガ登場-」
ウルトラマン』制作第3話
1966年7月31日放送(第3話)
脚本 山田正弘
監督 飯島敏宏
特技監督 的場徹

 

透明怪獣 ネロンガ
身長 45m
体重 4万t
昔から城の近くの井戸に棲んでいて一度は村井強衛門と言う侍に退治されたが実は生き延びていた。2年前に地下ケーブルが作られると電気をエネルギーに変える事を覚えたが、電気を喰い過ぎた事で巨大になって井戸から出て発電所や変電所を襲うようになった。角と触覚を使って電気を吸収し、また逆に電撃を放つ。電子イオンの働きによって普段は透明だが電気を吸うと姿を現す。
ホシノ君のスパイダーショットで左目を潰され、ウルトラマンスペシウム光線で爆発した。
名前の由来はローマ帝国の「皇帝ネロ」から。『ウルトラQ』の「虹の卵」のパゴスの着ぐるみを改造している。

 

「電気を吸うと姿を現す…。まったく恐ろしい奴だ」

 

飯島監督による『ウルトラマン』の初期3話は「侵略者を撃て」ではイデ隊員、「ミロガンダの秘密」ではアラシ隊員、そして今回の話ではホシノ君の出番が多く作られている。

 

科特隊は青いブレザーの下にいつもの隊員服を着ている。動きにくくないのかなとちょっと気になる。
科特隊は防衛隊所属ではなくて国際科学警察機構に属するチームなのだが、ブレザーを着ると軍隊色が薄まるように感じる。

 

今回のハヤタ隊員はホシノ君の「ウルトラマンネロンガをやっつけてくれよ…」の言葉を受けてウルトラマンに変身している。
今回の話ではベーターカプセルから出た光線がハヤタ隊員をグルグルと渦巻き状に包み込んでウルトラマンに変身しているが、この演出によって「ハヤタ隊員がネロンガの前に立ってウルトラマンに変身する」と言う場面が出来て、ハヤタ隊員がホシノ君の言葉を受けてネロンガに戦いを挑んだ事が強調された。
変身後もウルトラマンネロンガの電撃をあえて受け止めると言ったヒーローらしい力強さを強調した演出があった。

 

今回の話は合成を使って画面手前に人間を置いて画面奥に巨大な怪獣を置いた構図が多く、人間と対比させる事で怪獣の巨大さや強大さを見せていた。
ネロンガ中島春雄さんの熱演もあって生命力溢れる、まさに「怪獣」と言うべき存在であった。

 

戦いの途中でウルトラマンネロンガ発電所の方に倒してしまう。既に発電が出来なくなっていたとは言え、所員の人達の気持ちは複雑だっただろうな…。

 

イデ隊員はハヤタ隊員とウルトラマンの関係を怪しむようになるが…。

 

的場監督が『ウルトラマン』に関わったのは初期3話のみとなっている。

 

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