shoryu51のウルトラマンレビュー

『ウルトラQ』から始まるウルトラシリーズのレビューを書いていくブログです。

「ミイラの叫び -ミイラ怪獣ドドンゴ登場-」 『ウルトラマン』制作第12話

「ミイラの叫び -ミイラ怪獣ドドンゴ登場-」
ウルトラマン』制作第12話
1966年10月2日放送(第12話)
脚本 藤川桂介
監督 円谷一
特殊技術 高野宏一

 

ミイラ怪人 ミイラ人間
身長 2m
体重 110kg
奥多摩の鬼ノ台丘陵にある洞窟から発見された7000年前のミイラ。実は冬眠状態で、科学センターに収容されると念動力を使って自分に電気ショックを与えて完全覚醒を果たした。目から光線を放つ。
住処に戻ろうとするが地下道に追い詰められて最後はアラシ隊員のスパイダーショットで倒された。
劇中では単に「ミイラ」と呼ばれた。

 

ミイラ怪獣 ドドンゴ
身長 30m
体重 2万5千t
ミイラ人間のテレパシーを受けて鬼ノ台丘陵の洞窟から現れた。目からミイラ人間と同じ光線を放つ。
科特隊のスパイダーショットで両目を潰され、最後はウルトラマンスペシウム光線で倒された。
名前の由来は「ドーンとやろうぜ」かららしい。劇中では名前は呼ばれなかった。

 

「それじゃあ、彼は死にながら生きていたと訂正しようか。一種の冬眠状態にあったわけだ」

 

今回からオープニングの映像が一部変更されている。
ウルトラQ』『ウルトラマン』の怪獣達の影絵が使われているのだが、何の怪獣なのか分らないのも何体かいる。登場する予定だったのだろうか?

 

イデ隊員が開発したバリアーマシーンは光線を自動で防ぐ優れものであったが、光線以外には反応しないのか、飛び散った岩の破片に対しては作動しなかった。

 

今回も人間の身勝手が引き起こした事件と言える。
人間を襲うミイラ人間が怖い話だが、実はミイラ人間は人間を襲う場面より人間達に追い詰められていく場面の方が長かったりする。
ドドンゴミイラ人間のテレパシーを受けて現れたのを見てハヤタ隊員はドドンゴは住処に返ろうとしていたミイラ人間を助けようとしていたのではないかと推測する。この事が頭にあったからか、ウルトラマンスペシウム光線を撃つ時に少し躊躇いが見えた。スペシウム光線を撃つ時の腕を十時に組むポーズは銃を撃つ構えから来ているらしいが今回はドドンゴミイラ人間を弔う十字架のように見えた。

 

今回はウルトラマンからハヤタ隊員に戻る場面がある。
事件が解決して再び姿を見せるハヤタ隊員を見てイデ隊員は「おかしいな。あいつ、本当にウルトラマンじゃないのかな?」と再び疑問を口にする。確かに、いつもいなくなったら気になる。

 

今回の話の特殊技術は高野監督がクレジットされているが実際には円谷監督が担当したらしい。着ぐるみに2人が入って動かす怪獣ドドンゴが作られ、これまでとは違った新しい事をしようと言う気合いが感じられる。

 

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